定期預金選びには金利と期間を見比べる

定期預金ならどこがいいのか、見比べるのは「金利」と「期間」

不景気・デフレが叫ばれて久しい昨今、やや景気快復の兆しがあるとはいえ、まだまだ私たちが景気の良さを実感するには時間がかかりそうです。

ともなれば、手元にある資金は少しでも増やしたいというのが人の情というもの。株取引などで資産を運用するのも一考の価値はありますが、銀行に預金して利息で資金を増やすのが一般的な考え方。預金であれば、自力で「運用する」という手間もありませんし、給与などを自動的に貯めていく、もしくはローンや公共料金などの支払に充てることもできます。

通常の普通預金よりも効率的に利息を付けたいのであれば、高金利となる定期預金に預け入れるのも手段の一つとして考えられます。しかし、一口に「定期預金」とは言っても、大多数の金融機関がそうした商品を提供しています。一体、何を基準にどのように選べば良いのでしょうか。

最も単純な選択肢としては、既に自分が持っている口座の銀行の定期預金を選ぶことが考えられます。手間の点から考えれば、窓口やATMで簡単に申し込みができる上、普通預金からの振替にも手数料がかからないなどの利点があります。

この他の選択基準としては、やはり金利を考慮して選ぶと良いでしょう。一概に「高い金利」とはいえ、各行によってその上下幅は大きく、また同じ金融機関内でも商品や期間によって金利の差が生じます。最近では、インターネットの比較サイトなどで各行の金利を簡単に見比べることができますので、利便性なども考慮して選択すると良いでしょう。

近年になって注目すべきは、ネット専業銀行の定期預金です。通常の店舗を持つ銀行(都市銀行・地方銀行など)と比べて、圧倒的に高い金利を提供しているところが多く見られます。また、実際の店舗に足を運ぶ必要がなく、自宅などからインターネットバンキングによってすべての手続きが完了するので、手間が大きく省けます。こうしたオンライン取引に支障や抵抗がなければ、こうしたネット専業を選ぶのも良いでしょう。

こうした選択肢の中、忘れてはいけないのが「幾ら預けて、その資金を将来的にいつ・どのような形で使うのか」という点です。単純に言えば、長期(5年や10年)のプランで預ければ自動的に高い金利を享受することができますが、満期になるまでは資金を動かすことができません。また、一括でまとまった金額を預けるのではなく、毎月コツコツと積み立てていくのであれば、給与振込口座などとの連動性も考慮した方が良いでしょう。